目次


    https://example.com/search?q=tokyo&page=2

    この例では
    q=tokyo(検索ワード)
    page=2(ページ番号)
    がGETパラメータです。

    原則として、GETパラメータは検索や参照などの「データを取得する処理」だけに使うのが正しい設計です。
    一方で、データを変更する処理(UPDATE・DELETEなど)や機密情報の送信に使用してはいけません。
    そのため、システムテストでは「GETパラメータが正しく使われているか」を確認する必要があります。

    ① GETパラメータの確認方法(基本)

    まず、ブラウザのURLを確認します。


    https://example.com/articles?id=123

    この場合は
    id=123 を指定して記事を表示する参照処理なので問題ありません。

    ディレクターがテストするときは次を確認します。

    • URLのパラメータを変更しても表示が変わるだけか
    • データが書き換わらないか

    例えば

    ?id=123 → ?id=124

    に変更してページを再読み込みすると、
    別の記事が表示されるだけなら正常なGET利用です。

    ② GETパラメータで変更処理が起きないか確認

    次に重要なのが、データ変更処理がGETで行われていないかの確認です。

    例えば次のようなURLがあった場合は危険です。

    https://example.com/delete?id=123

    このURLを開いただけで削除処理が実行される場合、
    GETでDELETE処理が実装されていることになります。

    テスト方法は以下です。

    1. 削除・更新ボタンを押す
    2. URLが変わっていないか確認
    3. GETパラメータで処理していないか確認

    安全な設計では、こうした処理はPOST・PUT・DELETEなどのHTTPメソッドで行われます。

    ③ 機密情報がGETに含まれていないか確認

    GETパラメータはURLに表示されるため、
    ログ・ブラウザ履歴・共有URLに残るという問題があります。

    そのため以下の情報が含まれていないか確認します。

    NG例
    ?password=123456
    ?creditcard=xxxx
    ?token=xxxx

    テスト時は特に次のページでURLを確認します。

    • ログイン画面
    • 会員登録
    • 決済ページ

    これらのページでURLを見て、機密情報が含まれていないかをチェックします。

    ④ GETパラメータが適切に使われている例

    正しい利用例は次のようなものです。

    ?q=travel
    ?page=2
    ?sort=price
    ?lang=ja
    ?utm_source=instagram

    これはすべて

    • 検索
    • フィルタ
    • ソート
    • 状態保持
    • 広告トラッキング

    などの参照系処理なので問題ありません。

    まとめ

    システムテストでは、GETパラメータについて次の3点を確認します。

    1. 検索・参照処理だけに使われているか
    2. DELETEやUPDATEなどの変更処理に使われていないか
    3. パスワードなどの機密情報が含まれていないか

    URLはシステムの設計思想が表れやすい部分です。
    テスト時にURL構造を意識して確認することで、セキュリティや設計上の問題を早期に発見することができます。

    PREV
    2026.03.05
    Builderパターン(会話形式で学ぶ)
    NEXT
    2026.03.20
    テストで確認したいJavaScript入力制限 の考え方